
レーシック手術に欠かせない!開瞼器ってなに?
視力を矯正する手術として知られるレーシック手術には、「開瞼器」という器具が用いられます。 レーシック手術は、角膜にレーザーを照射して視力を矯正する手術です。手術中は、極めて高い精度でレーザーを照射する必要があり、その精度を保つためには、眼球を一定の位置に固定することが重要となります。しかし、私達の目は、異物を感じると、目を守るため、無意識にまばたきをしてしまいます。このような反射的なまばたきによって、手術が中断されたり、精度が落ちてしまったりする可能性もあるのです。そこで、この開瞼器が重要な役割を担います。開瞼器は、まぶたを優しく広げて、その状態を保つ器具です。まぶたを固定することで、手術中の予期せぬまばたきを防ぎ、安全かつ円滑に手術を進めることができるようになります。このように、開瞼器は、一見地味ながらも、レーシック手術において、安全性と手術の成功に大きく貢献している重要な器具と言えるでしょう。