眼瞼炎

目の病気

見逃さないで!症候性眼精疲労のサイン

目の疲れを感じると、多くの人は「眼精疲労かな?」と思うかもしれません。眼精疲労は、大きく分けて二つの種類に分けられます。一つ目は「機能性眼精疲労」と呼ばれるもので、これは長時間のパソコン作業やスマートフォン操作、読書など、目を酷使することによって引き起こされます。現代人にとって非常に身近なものであり、多くの人が経験する眼精疲労はこのタイプに当てはまります。 一方、もう一つの「症候性眼精疲労」は、目の病気によって引き起こされる点が特徴です。例えば、近視や遠視、乱視などの屈折異常や、ドライアイ、緑内障といった病気が原因で目が疲れやすくなります。このタイプの眼精疲労は、放置すると視力低下や眼病の悪化につながる可能性もあるため注意が必要です。 どちらの眼精疲労も、目の痛みや充血、かすみ、頭痛、肩こりなどの症状が現れます。そのため、自己判断で原因を特定することは難しく、自己流のケアで改善しない場合は、眼科を受診して適切な診断と治療を受けることが大切です。
目の病気

まぶたのしこり、それはもしかして霰粒腫?

皆さんは、朝起きるとまぶたが腫れていたり、目に何かが入っているような違和感を感じたことはありませんか?もしかすると、それは『霰粒腫(さんりゅうしゅ)』が原因かもしれません。 霰粒腫は、まぶたにできるもので、心配のないものとされています。多くの場合、特別な治療をしなくても、自然に治ってしまうこともあります。しかし、症状によっては治療が必要になるケースもあります。 霰粒腫は、まぶたの縁にある、まつげの毛根の近くにできる小さな膨らみです。これは、まぶたの脂を出す腺管が詰まってしまい、分泌物が溜まってしまうことで起こります。初期は小さなものでも、次第に大きくなり、痛みや赤み、異物感を伴うこともあります。 霰粒腫は、大人だけでなく、子どもにもよく見られるのも特徴です。 今回は、この霰粒腫について、原因や症状、治療法などを詳しく解説していきます。霰粒腫かな?と思ったら、ぜひ参考にしてみてください。