
つらい結膜炎、その原因と対策とは?
- 結膜炎とは目は、私たちが外界の情報を得るために非常に大切な役割を担っています。その目の表面には、結膜と呼ばれる薄い膜があります。結膜は、まぶたの裏側と白目の部分を覆い、常に外界と触れ合っている部分です。この結膜に炎症が起こる病気を、結膜炎と呼びます。結膜は、涙を分泌して目を潤したり、細菌やウイルスなどの異物から目を守る役割を担っています。しかし、この結膜に細菌やウイルスが感染したり、アレルギー物質によって刺激を受けたりすると、炎症を引き起こしてしまいます。結膜炎になると、目が充血したり、目やにが出たり、涙が止まらなくなったりします。また、痛みやかゆみを伴うこともあり、日常生活に支障をきたすこともあります。症状が重い場合は、視力に影響が出ることもありますので注意が必要です。結膜炎は、原因によって大きく感染性結膜炎、アレルギー性結膜炎、刺激性結膜炎の3つに分類されます。それぞれ原因や症状、治療法が異なりますので、自己判断せずに眼科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。