
メガネの度数「D」ってなに?
- レンズ度数とは私たちは、日々の生活の中で、遠くのものを見たり、近くのものを見たりして過ごしています。 遠くのものを見るときには、私たちの目のレンズは薄くなり、近くのものを見るときには、レンズは厚くなります。 レンズ度数とは、この目のレンズの厚さを表す数値のことです。 レンズ度数の単位には「ディオプター」が使われ、「D」と表記されます。 例えば、レンズ度数が「1D」のレンズは、1メートル先の物体に焦点を合わせるために必要なレンズの厚さを表しています。 度数が大きくなるほど、レンズは厚くなり、光をより強く屈折させることができます。 つまり、近視の方であれば、遠くの物体に焦点を合わせるために、度数の強いレンズが必要になります。 反対に、遠視の方であれば、近くの物体に焦点を合わせるために、度数の強いレンズが必要になります。レンズ度数は、視力検査によって測定されます。 視力検査では、様々な大きさの「C」の形をした記号「ランドルト環」を用いて、どの程度の大きさの記号まで識別できるかを測定します。 そして、その結果に基づいて、適切なレンズ度数が決定されます。 メガネやコンタクトレンズを作る際には、必ず眼科を受診し、正確なレンズ度数を測定してもらいましょう。